まだ中学生！？

たったいま我が家に配達に来てくれた、人懐っこそうな宅配便のおじさん。

初めて見る方だったのですが、
「すいません、ご苦労さまでーす！」と判子を押そうとするわたしに、伝票の宛名を指し示しながら、
「ボク、これ、お父さんの名前だよな？」
「ハイ（・・・ん？　いま『ボク』って言った？）」
「ボク、学校いつからだい？」
「学校は・・・二十年くらい前に卒業しました～＾ロ＾;」
「・・・あっ！　そりゃ失礼！」

そそくさと帰るおじさんの後ろ姿に、
「おじさん、ネタ提供をありがとう」
心の中でそっと呟いた史津子、３７歳の新春であった（・・・パタン！　日記を閉じる←『回転人魚』by野田秀樹より）。