「キャリー」スティーブン・キング
2008年の年明け一発目に通読した本。
何度も何度も何度も読んでいるのに、毎回初めて読むような気持ちになる。
わたしの中で、最上級の青春小説として位置付けられている作品。
ちなみにわたしは主人公のキャリー・ホワイトと誕生日(9/21)が同じなのが自慢なのだが、誰一人として羨ましがってくれない。謎だ。
シシー・スペイセクが主人公を演じた、デ・パルマの映画も最高だった。
少し前のことだが録画しておいた映画版を見返したら(売れる前のトラボルタが不良役で出てたって、知ってた?)映画にあったはずのシーンはどこにも無くて。
どうやらわたしは、脳内で小説を勝手に映像化していたらしい・・・。
数年前に深夜の映画劇場で『キャリー2』を見た。
原作で生き残った生徒が、ちゃんと中年になった同じキャラクターで出てきたり、主人公が今風のゴスロリ美少女で、物語も丁寧に作られていて非常に良かった。恋愛ものとして、ラストシーンが秀逸。せつなかった。録画しておかなかったことを未だに悔やんでいる。
バラは赤、スミレは紫、砂糖は甘い、でもキャリー・ホワイトはうんこを食べる。(本文より抜粋)
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