エンバーミング
母を湯灌で綺麗にして頂き、エンバーミングという防腐処理を施して頂きました。
「エンバーミング」と聞き、父はハテナマークでしたが、すぐに内容を把握できたわたしってば・・・(^o^;(推理小説と唐沢俊一センセのご著書のおかげ! ん? オカゲって!?)
親戚、ご近所の方、それにわたしの小学生の頃からの幼なじみの女子が二人来てくれて、
「おばさん、お化粧してるの初めて見た! 綺麗ね」
と言ってくれました。
「おばさん、いっつも元気でシャカシャカ働いていて向日葵みたいだった」
とも言ってくれました。
そのうちの一人のお嬢さんはもう中学3年生。母の死を知って泣いてくれたそうです。
そのお嬢さんが小学校に上がるとき、わたしはお祝いに不二家のケーキを持って行きました。小さな彼女はそれをいつまでも覚えていたらしく。
ある日、外出から帰った母、
「○○ちゃんのお嬢ちゃんが、わたしを見つけるたんびに『おばちゃんとこのお姉ちゃん(わたしのことね)にケーキもらったよー!』って、大っきな声で言うのよ!」
と、嬉しそうに話してくれました 母ちゃん、ちっちゃい子、大好きやね~ん♪
あああ孫の顔見せられなかったよー! ほんとにごめんよー!
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コメント
そうでしたか・・・
お母様のご冥福をお祈りいたします。
「孫の顔を…」の言葉に込められた
たくさんの思いが、ずっしりと伝わって
きました。
昨年2月に自分も母を亡くしましたが、もはや
修正の出来ない後悔ばかり残っています。
今はお忙しい時期でしょうが、
いっぱい泣くことが、お母様のため
し~ちゃんのためでもあるはずです。
隠れてでもいいので、思いっきり
泣いてくださいね。
投稿: フミオー | 2007/03/05 01:28
>フミオーさま
大変お返事遅くなりまして申し訳ございません
お心遣いありがとうございました
結局手術するには遅過ぎました
すい臓の腫瘍が肝臓まで転移しておりました
みなさまからお言葉を沢山頂戴しましたが、同じく親御様を亡くされていらっしゃる方々からの言葉は特に染み入ります
ありがとうございました
投稿: し~ちゃん | 2007/04/25 02:33