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久世光彦さんが

今朝亡くなられました。
昨日までピンピンしていらしたと、お弟子の演出家さんにお聞きしました。


もーなんで? なんで!?
こんなの嫌だ! 信じられない


初めてお会いしたのは久世さんが演出された新橋演舞場。お名刺を頂きました。
処女歌集を出版した時、一番始めに久世さんの顔が思い浮かびました。真っ先にお送りしました。

2冊目の「えろきゅん」が出た時にまた献本させて頂いたところ、逢って下さることとなり、赤坂の「ですぺら」でご一緒しました。
お酒は飲まれず、両切りのピースを三箱ほども積んでらっしゃいました。
いっぱいお話ししました。ずっと片思いしていた人に振り向いてもらったみたいでした。
三回り違いの同じ亥年でした。

「書評書いてあげる」と、光文社「BRIO」の連載1ページにて取り上げて下さいました。

その後、思い出したように
「久世さんです!」とお電話下さったり、わたしが近況報告申し上げたりしておりましたが、最後にお話し出来たのは昨年2月、わたしがロフトプラスワンで唐沢俊一さんとご一緒したイベントへお誘いした電話。

「阿部定と坂口安吾の対談を見つけたんです! わたし、阿部定を朗読するんです」
「おー、それはオモシロそうだけど 久世さんは〆切りで編集者が横で待ってるよ」

ああ違った! 10月の舞台を「いい役なので観にきて下さい」とお電話したら、
「ボク人の芝居観ないんだよ」と仰られた時だった。

1月に朗読で出演するイベント、共演者も大人っぽくて面白そうだったのでお誘いのお電話差し上げて。
いつもなら着信でコールバック下さるのにそれも無く、DMをお出ししたきりになってしまいました。

今日は実はわたしは、色々楽しい打ち合わせや映像仕事のオファーやら、素敵な展示を観たりでウキウキしながら青山から渋谷への帰途を辿っていて、いつものように携帯からチェックしたmixiの書き込みで訃報を知ったのです。

わたしはすぐ、KANOXのTさんという演出家さんへ電話をしました。
T先生は当時、演出助手でいらしたのだと思います。「ムー一族」に近所の甘味処の主人役で出演もされていた方です。
わたしが大学を卒業してから半年通った映像演技のスタジオに講師としていらっしゃっていました 。

T先生との再会も、そのスタジオの事務長さんの葬儀の席上でした。
半年の講座終了後、全く連絡をとったり仕事の絡みがあったわけでもなかったので「ご無沙汰しております」とご挨拶。お名刺を頂戴したところ、そこにKANOXの文字が。
「ああっ! T先生、KANOXでらしたんですか!? わたし先日、久世さんに書評を書いて頂いたんです~」
と作家になった事を報告した次第。

ハナシが逸れました。

訃報を知ったわたしがT先生の携帯へ電話して、
「川上史津子です。あの・・・」と言ったきり何も言えなくなってしまったのを察してT先生は、
「おー、そうなんだよ・・・。さっき希林さんとお別れしてきたよ」
「どこかお悪かったんですか?」
「いや、昨日までピンピンしてたんだけどねー」

骨董通りで携帯を耳に押し当てて、ワンワン泣きながら歩きました。

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