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小千谷にて・その2

小千谷に近づくにつれ、道がどんどん悪くなっていきます。路面はひび割れ、所々陥没したままの所も多く見られました。
「これでもダイブ良くなったんだよ」と、父。そして、「おねえちゃん、あれ判るか? 電信柱?」父が前方を示します。
「・・・?」妙な違和感がありました。ナニかがオカシイ。
「あっ! 傾いてる!」幅広の真っ直ぐな道路の両脇の電信柱が、ある区間全て道路の内側に向ってカシイデいるのです。自分の並行感覚が狂ったような気がしました。

調査済祖母の家の程近く、崖際に建っていた家々には「危険」の赤い張り紙が・・・。壁には縦横に亀裂が走り、トタンはめくれ、見るも無残な壊れ方でした。雪の降る中、解体作業を進めているお宅もありました。「要注意」は黄色い張り紙、「調査済」は緑です(写真は川上家の緑の張り紙)。

家に着きました。まずは仏壇に向い、祖父に挨拶です。祖母は「お線香あげてくれるの・・・。まぁまぁアリガトねぇー」とまた涙ぐんでいます。
家屋そのものの様子は内も外も、一見全く以前と変わりなく見えたのですが、玄関先のコンクリートの亀裂や、壁のあちこちに入ったひび、お風呂場のタイルがめくれあがったのを修理した様子を父から示されました。それでも、先程見たばかりのご近所の様子に比べれば、これだけの被害で済んだ事が奇跡のように思えました。

地震が起きたときの様子はこちらに書いたのですが、その倒れた食器棚は前面のガラスが飛び散り、以来ガラスは入れずそのままに。棚に食器が重ねてあるだけになっていました。父はとにかく、割れた食器の破片で怪我をしないようにしながら、祖母の居た居間に辿りつくのが大変だったそうです。見ればホンの数メートルも無い距離なのですが・・・。

その晩、三人で夕食の膳を囲んでいたところ、「ズズズ・・・」とも「ゴゴォー」ともつかぬ音・・・、地鳴り? そして電気のカサが揺れ始め・・・地震です! わたしと父は玄関や窓を開けに飛び出しました。小千谷に着いたその日に地震とは、流石にヒヤリとしました。TVもすぐに県民へ注意を呼び掛ける番組に切り替わり、この日全面開通再開したばかりの上越新幹線も、また運転を見合わせる事になりました。震度3。幸いこの揺れによる新たな被害は無かった模様です・・・。

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